日常の会話で、政治に関する話題はほとんどありません。最近は、トランプアメリカ大統領が目に余る言動に、トランプを早く辞めさせるべきだという声を聴くことがありますが、それは珍しいことです。
それは芸能界でも同じようで、最近「れいわ新選組」の代表を降りた山本太郎が、かつて原発問題で声をあげたら仕事のオファーが来なくなって政治の道へ進んだというようなことを言っていましたが、政治の話、とりわけ現政権、自由民主党への批判はタブーのようです。ということは、芸能界などは、基本的に自由民主党の支持者で固まっているということなのでしょうか。
そういえば、日本には色々な業界団体があって、それぞれが自由民主党とつながり、ばく大な政治資金を提供しています。福岡県議会の自由民主党などの議員たちの醜聞が公になり批判されていますが、そうした議員を当選させてきたのが、業界団体であり、また選挙民です。
その醜聞の内容は、カネまみれ、利権まみれで、それぞれの議員の行状は、議員としてだけではなく、市民としても品性劣悪な方々としか言いようがありません。選挙民は、そうした人びとを当選させているのです。
最近、歴史講座で戦後の歴史を話していたとき、聴講者から、日本の経済はどうしてこんなふうになってしまったのか、と問われました。わたしは、1995年以降の、財界(とりわけ輸出企業)の要請に応じて働く人びと(ということは市井の人びと、ということです)の経済生活を貧しくさせてきたからで、他国はふつうに経済が発展してきたわけです・・・・、財界の利益を最優先させている自由民主党という政党に、選挙民が投票し続けてきたからです、と答えました。
政権、自由民主党を批判する動きが一般的なれば、日本の経済や社会も健全になるでしょう。批判がなければ進歩はありません。
そういえば、最近、ロックというか、歌の世界で、批判的な精神を歌い上げている女性を知りました。「春ねむり」というひとです。わたしはアップルミュージックと契約しているので、検索すればすぐに聴くことができます。ユーチューブでも聴くことができます。彼女は、市民運動の場でも歌っています。ということは、批判しない人びと、批判的精神を持ち合わさない人びとによって成立しているテレビなどには出演しないということです(テレビは、だから偏向しています、偏っています)。
社会の各所で、批判的な言動が出てこれば、日本の市民社会も健全になっていくはずです。
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