2025年6月11日水曜日

えっ!社会から立憲へ

  公立学校教員をただ働きさせる給特法の改正案を立憲民主党が賛成したそうだ。反対は、日本共産党とれいわ新選組だけだという。立憲民主党の立場は、誰が何を言おうとも、自民党、公明党、維新、国民民主党と同様であると言わざるをえない。立憲民主党に何らかの期待を持っている人もいるが、わたしはいっさい支持をしない。

 数年前、社会民主党の静岡県連合が、戦後の静岡県での社会党や総評系労働組合の闘いを本にまとめたいという要請があり、手弁当でたくさんの原稿を書き、その歴史をまとめたことがある。非売品であるが、すでに書籍となっている。

 その直後、社会民主党静岡県連合の代表と幹事長が、立憲民主党に移った。

 わたしはそれにたいへん驚いた。

 今まで、わたしは社会民主党を一定支持し、いろいろな助言をしてきたが、この件で、社会民主党を完全に見限った。

 日本社会党からつながる社会民主党という政党を支えていた人が、いとも簡単に他党に移ることが出来るということ、それも党外の人間に、日本社会党・社会民主党の歴史を書かせておいて、自分たちはさっさと他党にいく、ということは、倫理的にどうなのかと思う。

 適正な原稿料をもらっていたというならそれも我慢しよう。しかし昼食と交通費だけで協力したわたしにしてみれば、裏切られたと言うしかない。 

 今回、給特法の改正案に立憲民主党が賛成したことを知り、彼らが移っていった立憲民主党は、働く人びとと共に立つ政党ではないことを実感した。 

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