2025年4月30日水曜日

生きていてよかった!

  時々、「あゝ生まれてきてよかった」、「生きていてよかった」、と思うときがある。そうなのか、人生はいろいろつらいことや、生きにくいことがあるけれども、でも、時々、そう思うことがあるなら、そのときが幸福なのか。

 いつも幸福であるわけではないけれども、でも時々訪れてくる幸福があるからこそ、人間は生きていける。

 今日、「学校」という映画をみた。山田洋次監督、西田敏行主演の、夜間中学校を舞台にした映画である。 「昭和100年映画祭」の一つとして、ユーチューブで見ることができる。でも5月4日までである。

 こういう人間味豊かな映画はいいなあ。いろいろ考えさせられる。

 人間ひとりひとり、生きる道は異なり、ある人は険しい人生を歩み、ある人は豊かで楽しい人生を歩む。人間の人生はいろいろだ。

 でも、どんな人間でも、いつも幸福ではない。つかの間の幸福、「生まれてきてよかった」「生きていてよかった」と思うとき、それがあるだけで、それが生きる原動力となって、ひとは生きていく。

 でもそれは、やはり他者という人間の存在があればこそ、である。共感する力、それもまた、生きるエネルギーとなる。

 「学校」、いい映画だ。

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