米価の高騰が止まらない。備蓄米を放出しても、米不足は続く。だから価格は高いままだ。日本の庶民は、米価の高騰に苦しんでいる。
対米隷属の自由民主党+公明党政権は、こう陰で言っている。「うまくいった、日本の米生産を減反政策で減らしてきた結果、計画通りになった、これでアメリカから米を輸入できる!」と。
欧米諸国は、政府からの手厚い保護があるが、日本の農家には所得補償など皆無である。以前にも書いたが、農家の収入には労賃は含まれていない。他に年金などの収入があるから農業はつづけられる、しかし農業だけで農家が生きていくことは出来ない、だから農業後継者がいない。平均賃金が保障もされない業種に若い人が参入するわけがない。
そういう政策を、自由民主党はずっとつづけてきた。その結果が、米不足である。
アメリカ産米を輸入できるチャンスがきたのだ。アメリカに隷属する政治家や官僚は大喜び。これでアメリカに褒められる、と。以下は『日本経済新聞』の記事の一部である。
主食用の外国産米の民間輸入が拡大している。2025年度の輸入量は兼松や神明(東京・中央)など主要商社・コメ卸だけで約70万人分の年間消費量に相当する4万トンを超え、24年度の20倍前後に達する見通しだ。米国産が過半を占める。
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