2025年8月2日土曜日

酷暑、猛暑・・・・

  この暑さを何と呼べば良いだろう。

 毎日夕方17時過ぎから畑に行って収穫、水遣り、除草をしていたが、一昨日、畑の気温は34度、少し動いただけでクラクラしたのできりあげてきた。昨日は、一昨日よりも気温が高かったので行くのをやめた。今日は、さらに暑い。現在の気温は、35.6度だという。もちろんこの気温は日陰の涼しいところで計測しているだろうから、炎天下は40度くらいだろう。

 わたしは今、エアコンのなか、26.3度の室内にいるが、今日も畑に行けないかも知れない。

 この地方は雨がずっと降っていない。昨夜は雷雨がありそうだということで雨雲レーダーをみていたら、ここらに来る前に雨雲は消え去り、パラパラと降っただけだった。昨年7月頃も、40日間雨が降らなかった。今年も同じような状況で、農作物の出来はよくないだろう。新潟県や東北地方も雨が降っていないようだから、米の供給は今年も満足にはいかないだろう。となると、米の価格は下がらない。

 近年は、春と秋がほとんどなくて、猛暑の夏と厳寒の冬となる。子どもの頃の気候はよかった。夏冬の気温差はせいぜい30度程度だったのではないか。夏の気温30度超えは、8月であってもほとんどなかった。冬はマイナス2度くらいが最低気温だったような記憶がある。

 気候変動は、もうはっきりしてきている。何らかの対策をしていかないと、これからの人々はこの地球で生きることも難しくなるのではないだろうか。

 資本主義というのは、要するにカネ儲けの経済であるが、1990年代以降の新自由主義というのは、資本主義の断末魔ではないかと思っている。富裕層や巨大企業は、さらにさらにとカネ儲けに走る、その際、ムカシはあった倫理や良識をまったく無視して、とにかくカネ儲けが出来ればいい、ということから、東京都が積極的にやっているように、樹木を伐採し、公園を潰し、そこにカネ儲けができるものを建設しようと血眼になっている。後の時代のことなど考えもしない。まさに「今だけ、自分だけ、カネだけ」という断末魔の資本主義のあり方を、どこでも示している。断末魔の資本主義は、おそらく地球の未来をも食い尽くしていくのだろう。

 食い尽くされる現状をみていて、人びとは食い尽くす側の人びとに期待をつなごうとしている。新自由主義に、人びとは心まで支配されていて、良識や倫理といったものに見向きもしない。政治家や官僚がその手本を示す。

 地球の未来が食い尽くされるということは、人類の未来もないということである。その方向に向けて、新自由主義がそこに至る道をきれいにしている。みんなで行こう、というように。

 酷暑、猛暑が、人びとに襲いかかってくる。何とかしよう!という声が大きくなることはないのだろうか。

 

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