2025年7月20日日曜日

出ていけ!さもないと殺すぞ

  ユダヤ人国家・イスラエルがガザの住民を、リビア、インドネシア、エチオピアに移住させようとしているという、そのために、アメリカと話し合っているのだそうだ。

 ヒドイ国だ、イスラエルもアメリカも、である。

 イスラエルがガザだけでなく、西岸地区、周辺の国々(レバノン、シリア、イランなど)に軍事的な攻勢をかけている。イスラエルの武器は、アメリカが提供したものが多い。つまり、イスラエルはアメリカと共に、パレスチナ人はじめムスリムの人たちに、言うことを聞け、さもないと殺すぞ、という姿勢を一貫してとっている。 

 イスラエルの蛮行を、だれも止めようとしない。西欧諸国は、イスラエルがどのような悪事を働いても、何もしようとしない。日本政府もである。

 『週刊金曜日』で、早尾貴紀が厳しい論評を行っている。高名なユダヤ人政治学者ハンナ・アーレントに対して、「ユダヤ人がヨーロッパからパレスチナに集団で入植することを支持していた」ことを指摘し、アーレントも「疑いもなくシオニスト」であったことを指摘する。彼女が、イスラエルに移住したユダヤ人とパレスチナ人が「対等な共存」を語っているそうだが、「組織的入植者と先住民族の居住権を対等なものとして並べるという誤謬に気づいていないのか」、シオニストやイスラエルへの移住者は「ヨーロッパの入植者植民地主義の振る舞い」であることを強調している。

 イスラエルの蛮行を批判しない西欧諸国が「人権」を語るとき、それはヨーロッパやアメリカのキリスト教徒のそれであって、それ以外の者は「異質」な存在であり、殺されてもよい者なのだ。

 戦争ばかりしていて武器を発達させたヨーロッパは、大航海時代から、それらの武器をつかって非西欧の人たちを殺しまくった。またヨーロッパから移住していったアメリカ人も、インディアンを殺しまくり、労働力が不足するとアフリカから黒人を奴隷としてこきつかった。

 欧米の彼らは、基本的に独善的な集団なのだ。

 近代日本は「脱亜入欧」を唱えたが、わたしは、常に、日本人はアジア人としての自覚を持つべきだと言ってきた。独善的で野蛮な西欧の 猿まねをすべきではない。

 日本は、独自の外交を展開すべきであり、その際、連帯すべきは欧米ではなく、A・A・LA諸国でなければならない。 

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