2025年6月30日月曜日

自由民主党「消費税守り抜く!」

  共同通信によると、自由民主党の幹事長である森山裕が、奈良県の講演会で「何としても消費税を守り抜く。代替財源を示さずに、消費税を下げる議論だけをするのはポピュリズムの政治だ」と語ったという。

 まず第一に、通常「防衛費」と読んでいる「軍事費」を、岸田内閣時に43兆円という整備費をぶちあげたが、「軍事費」の財源については、いっさい「財源」への言及がなされなかった。それはそうだろう、アメリカの軍需産業も、日本の三菱重工などの軍需産業も、いずれも自由民主党を支える政治・経済の支持勢力、彼らのためには、無条件で従う。それが自由民主党なのである。

 そして第二に、「消費税を守りぬく」には、輸出産業にはばく大な消費税の戻し税がばらまかれ、これも自由民主党を支える大企業群が儲かる仕組み、「内部留保」として貯められる。

 消費税が「社会保障財源」だなどと自民党・公明党政権はいうが、しかし消費税による税収が増えれば増えるほど、社会保障財源は「痩せ細っている」。おかしいではないか!

 日本の経済を破壊して不況にし、国民に大きな格差を生みだし富裕者や大企業だけが肥え太る社会を、消費税はつくりだした。

 森山裕は、そうした経済構造を維持し、国民の生活を破壊する政策を続けるつもりである。

 一部の巨大企業や富裕者だけが喜ぶという消費税、自由民主党や公明党は、続けていきたいのである。それは立憲民主党も同じである。

 

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